カメラマン川越亮の徒然写真日記

1979年鹿児島市生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、 東京のカメラマン、ヘアメイク、スタイリスト等のマネージメント会社にて マネージャーとして働く。2006年帰鹿後、川越亮事務所(鹿児島市)設立。 ファッション写真だけでなく、広告、行政関連、雑誌、などボーダーレスに展開。日々を徒然と。川越亮事務所HP : http://ryokawagoe.com/

今日は山の日(祝日)。 だからといって登らない。

暑い。

 

暑すぎ。

 

暑いエスト。

 

暑い三段活用。

 

そして、リオオリンピックも熱い。

 

一生懸命頑張っている人は、美しい。

 

がむしゃらさと美しさ。

 

オジーン(わし)も頑張る。

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盆暮れ休みの概念があまり無いオジーンは、

今日が山の日(祝日)だとさっき知った。

 

カメラマンをしていると、

時々山を登る(登らされる)ことがある。

 

 

この身体で、九州最高峰・屋久宮之浦岳(1936m)にも登った。

 

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駐車場から5分でリタイヤも考えた。

「ここが僕の頂上でいい」

 

そこから9時間。

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日もとっくに落ちて、

先輩には2時間ほど遅れを取り、

真っ暗な屋久島の中を、

両足つったため、腕だけで登る。

 

暗がりの中、一人で前に進むしかない状況は、

虫嫌いを克服した。

 

人生観が変わった。

旅は無事帰ってきてこそ、旅だ。

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縄文杉をみても何も感動しなかった。

なぜなら、来た道を帰ることを考えたら、

絶望しかないからだ。

駐車場についた途端、涙が出た。

「過程が大事」という考えはやめた。

「無事」が全てだ。

 

今日は山の日(祝日)。

外は36度予報。

 

今僕は、クーラーの聞いた心地よい我が家で

このブログを書いている。

 

ちゃんちゃん。